↑

ブログBlog

家は完成。でも、欲しかったソファが買えない。

家は完成。でも、欲しかったソファが買えない。

家の契約をする前に、買いたいソファの値段を見ておいてほしい。
まだ間取りも決まっていないのに、と思うかもしれません。でも、帰宅してくつろぐ自分を思い浮かべるとき、そこには座りたいソファや、手を伸ばしてカップを置くテーブルがあるはずです。
建物に使う金額を決めた後で、家具は残った予算から。そんな順番では、思い描いた部屋と、入居してからの景色にずれが生まれるかもしれません。今日は、欲しい暮らしまで予算に入れるための、決める順番を考えます。

先に決めたいのは、帰宅後の自分が座る場所

床の石柄、壁の仕上げ、照明の形。家づくりには選ぶものがたくさんあります。その前に、新居で過ごしたい一場面を一つだけ描いてみてください。
例えば、夕食の後にソファへ深く座り、庭を眺めながら話す時間。その人にとっては、座り心地と、二人でゆっくり座れる形が大切です。家族と長く食卓を囲むのが好きなら、予算を残したい相手はダイニングの椅子かもしれません。
ここで欲しいのは、有名な家具の名前を並べた買い物リストではありません。「この家具がなければ、楽しみにしていた時間が変わってしまう」と思う一つです。まずそこへ、候補商品の実際の見積もりを付けます。
まだ購入を確定する必要はありません。座ってみて、寸法と張り地を選び、候補として持ち帰る。建物の検討に家具の具体的な情報が加わるだけでも、「家具にはいくら残したいか」を話せるようになります。

最初に欲しいものと、後から楽しむものを分ける

この白いリビング案では、ソファとテーブルを最初の主役にしました。白い壁には何も掛けず、窓のそばにも椅子を増やしていません。それでも、座って話す場所は用意できます。

次は、同じ部屋に一人掛けの椅子とアートを加えた案です。二つを加えると別の座り方と眺めが生まれますが、これらがなくても最初のソファでは過ごせます。この家で何を優先するかによって、購入の時期を分けられる、という比較です。

家具を「手持ちを使う」「入居時に買う」「暮らしてから選ぶ」の三つに分けてみます。今のテーブルが気に入っているなら持ち込み、ソファだけを新しくする。来客用の椅子は、普段の使い方を見てから考える。部屋ごとに全部を買い替える必要はありません。
一方、家族の人数分の座る場所や、毎日使う食卓まで、写真のすっきり感を優先して後回しにしないこと。何を後にできるかは、その家の暮らし方で変わります。二つの案は購入順序を考えるためのもので、価格差や実際の見積もりを示す画像ではありません。

「家具一式」では、残す金額が見えてこない

ソファの表示価格を見て安心する前に、選んだサイズと張り地で、家に置ける状態までいくら必要かを聞きます。本体、配送、設置、必要なら搬入の追加作業。それぞれが見積もりに含まれているかを分けておきたいところです。
例えばアルフレックスの公式オンラインストアでは、商品と配送地域で送料が変わり、外からの吊り上げなどは別途見積もりと案内しています。これは同ストアの条件です。別の店でも同じとは考えず、購入先ごとに確かめます。

家具を届ける費用と条件の参考

アルフレックス公式:送料・配送について

さらに、建築の見積書にある「収納」と、家具店で選ぶ「収納」が同じ場所のものなら、二重に予算を取っているかもしれません。反対に、完成予想図にソファやカーテンが描かれていても、それだけで工事代に含まれるとは判断できません。
品名の横に「建築工事に含む」「別で購入」「手持ちを使う」と書き、別購入のものには購入先と見積額を添える。これなら、金額が増減した理由も追えます。
住宅金融普及協会も、住宅取得に伴う費用として家具・カーテン・照明器具や引越しを挙げています。家全体の計画では、家具以外の諸費用も見込んだうえで、使える範囲を決めます。「建築費の何%なら十分」と一律の割合で済ませず、必要な物の見積もりを足していく考え方です。

入居までに必要になる費用を整理する参考

住宅金融普及協会:住宅取得にかかる諸費用

買うのは後でも、置く場所は図面に入れる

ソファは、入居前に選べば間に合う。そう考えていても、置く場所の検討は間取りと一緒に進めたいものです。商品名が決まっていなければ、候補の寸法を仮に入れてみます。
見るのは、壁と壁の間に収まるかだけではありません。座る人の前を、庭へ出る人が横切らないか。テーブルを置いた後も回り込めるか。背の高さで窓の景色が隠れないか。先ほどの画像でも、椅子を足した案では右側の空いている床が減っています。何も置いていない案と同じ余裕がある、とは言えません。
今使っている家具を持ち込む場合も、写真だけでなく幅・奥行き・高さを測って伝えます。家具メーカーのアルフレックスは、内装の検討段階から家具を考え、平面図上に配置する相談方法を案内しています。

家具を早い段階から図面に入れる考え方

アルフレックス公式:トータルサポート

もう一つ、置けることと運び込めることは別です。玄関や廊下の曲がり角を通り、部屋まで運べるかを購入先へ確認します。組み立て方や梱包寸法も商品で違うため、画像の余白だけでは判断できません。建築側の図面と家具側の仕様を、購入前に合わせて見ることが大切です。

ホテルライクを残すなら、何を減らすか

欲しいソファの見積もりを入れたら、全体の予算を超えた。そのとき、最初の候補をすぐ諦める前に、部屋で何を主役にしたかったかへ戻ってみます。
今回の案では、広い壁を石で埋めず、白い壁と柔らかく広がる光を背景にしています。石の表情は、低い黒いテーブルと左側の壁に絞りました。ソファの布の厚みや形が目に入り、窓の先には庭が見える構成です。
例えば、装飾する壁の範囲を見直す案、収納の一部を既製品で検討する案、当面使わない飾り棚を減らす案。それぞれについて建築側に変更見積もりを出してもらい、ソファを含む部屋全体の金額と見え方を比べます。素材を減らせば必ず安くなる、既製品なら必ず安い、とは限りません。
ただし、断熱・耐震・雨仕舞など、暮らしと安全を支える性能を、飾りと同じ感覚で削る話にはしません。必要な性能と機能を確保しながら、見せ場の数や範囲を検討します。
LIQのホテルライクは、家具を高価な物で埋めることではありません。座りたい一脚と、その背景になる建築を一緒に選ぶこと。好きな家具が生きるなら、何も飾らない壁も、大切な選択になります。

入居日に全部そろえるより、支払いの時期をそろえて考える

「後で買う」と書いた家具は、そのお金が不要になったわけではありません。買う時期を移しただけです。いずれ欲しい物も別欄に残しておけば、入居後の楽しみと支出を一緒に考えられます。
入居時に使う家具は、価格と同時に納期、注文時や納品時の支払条件も確認します。建物の引渡しと家具の納品が別日なら、その間は手持ちを使うのか、納品予定を調整するのか。生活を始める段取りまで決めておきます。
家具の予算を確保するために、生活費や備えを使い切る計画にはしません。建築費、諸費用、入居時の買い物、手元に残すお金を同じ表で見て、無理があれば購入時期や候補を見直す。借入額を増やすことだけを解決策にせず、総額を決める前に選択肢を並べます。

次の打ち合わせに、ソファの候補も持っていく

用意するのは、完璧なインテリアの完成図ではありません。まず、くつろぎたい一場面と、そのために残したい家具を一つ。候補商品の寸法、選んだ仕様の見積もり、配送条件を添えます。まだ決まらないところは、未決定と書いて構いません。
その横に、持ち込む家具と、後から考える家具を並べます。建築の担当者とは「工事に含まれるもの」を照合し、家具の担当者とは「この間取りに置けて、運べるか」を照合する。見積もりが変わったときも、同じ表へ戻して更新します。
建物が完成した日に、どこへ座って何を眺めたいでしょうか。その答えを予算の最後に残さず、家づくりの最初へ持ってくる。欲しかったソファのある暮らしを、建物と一緒に考えていきましょう。
京都でホテルライクな注文住宅を検討されている方は、気になっている家具の写真もLIQへお持ちください。間取りと家具、予算の配分を、一つの暮らしとしてご相談いただけます。

好きな家具のある暮らしから相談する

LIQの家づくりについて相談する

Back to listリストに戻る

LINE デジタルカタログ 住まいの無料相談会